多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは
多嚢胞性卵巣症候群(以下 PCOS)は、卵巣内にて排卵できず卵子が複数たまっている状態を指します。
エコーで卵巣を見た時に、排卵できないでいる複数の卵子が、ネックレスのようにたまっているため、ネックレスサインと呼ばれます。
また排卵できないことによって生理周期が長くなってしまうことも特徴で、35日以上の生理周期の場合ですと、PCOSの可能性があります。
またストレスを受けやすい人、肥満体型の人などがなりやすいと言われています。
原因として大きく分けて三つ上げられます。
①卵巣の膜が固い
排卵というものは本来、卵巣の表面の膜を突き破って排卵するものです。
ところがその卵巣の膜が固いことで膜が突き破ることができずに、卵巣内に溜まっていくのです。
②卵子が育たない。
卵子が何かしらの原因で育たないために成長障害となり、排卵せずに終わってしまうことも原因です。食事やストレスなど様々な原因で成長障害はおこってきます。
③高温期の体温が低い
排卵できずに、古い卵子が残ったとしても、高温期の時期に体温が上がっていれば古い卵は分解され消えていきます。
ところが、高温期の体温が低いと分解する酵素が働きにくくなり、古い卵が分解されずに残ってしまい、翌周期にもちこされてしまうのです。
クリニックや病院での対応では、薬をつかって生理周期をコントロールして高温期をしっかりと作り、排卵できずいる卵を分解する、もしくは低温期においては薬や注射にて排卵を促す場合がほとんどだと思います。
当院でのPCOSの対応方法
当院ではPCOSの方が来られた場合には、以下のように対応いたします。
骨盤施術
卵巣はもちろん骨盤内にある臓器です。この骨盤の中の血流が悪いと、卵巣の表面の膜
がより一層固くなってしまい、排卵がしにくくなります。
骨盤まわりの筋肉・血管・神経を刺激することで、より排卵しやすい環境作りとなっていきます。
自律神経施術
PCOSの方はストレスを受けやすい方が多いとされています。しかし、ご自身の環境を変えない限りストレスをなくすことはできないが現状だと思います。
そこでストレスの対応力を上げていくことが必須になります。
当院では自律神経整体もおこなっておりますので、自律神経を調整することで、ストレスの対応力を上げていきます。
これ以外にも食事の摂り方についてもお伝えをしていきます。
食事の摂り方でも生殖器をはじめ内臓の負担は大きく変わっていきます。内臓に負担のかからない食事メニューも大切になります。
排卵のために病院や薬を利用することも時には必要ではありますが、まずは排卵しやすい体作りのために体質改善していくことを当院では主眼に置いています。
的確な施術、対応を取ることで確実にあなたの体は変わります。
まずはお気軽にご相談ください。
内臓施術
PCOSは実は内臓の状態も大きく関係します。特に関係するのが腸のコンディションです。
腸から栄養素が吸収されるわけですが、腸のコンディションが悪い状態ですと、栄養素がうまく吸収できなくなってしまいます。
栄養素が吸収できないと、卵子がうまく育っていかなくなってしまい、排卵するまで時間がかかってしまう、といったことがおきやすくなります。
内臓施術にて腸など消化器系の状態の改善につなげていきます。
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