生理周期が28日にならないあなたへ

生理周期が28日、つまり低温期が14日、高温期が14日になるのが、一番妊娠しやすいと言われています。

もちろん、生理周期が30日以上の方でも24日前後の方でも妊娠する方もおられますが、当院では一つの妊娠力アップの目安として生理周期が28日になるように施術してまいります。

まずはこの生理周期についてお話していきます。

目次

生理周期が28日より短い場合

高温期が短い

高温期が短いのは、黄体機能が低下している可能性が考えられます。

排卵した卵胞が黄体に変わり、その黄体から黄体ホルモンが放出されます。

この黄体ホルモンが体温を上げて、子宮内膜を維持する役割があります。

ところが何らかの原因によって、黄体ホルモンがうまく放出されずに、高温期が維持できないということがあります。

高温期が維持できないと、自然と高温期も短くなってしまう。ということになってしまうのです。

低温期が短い

低温期が短いということは、卵がある一定の大きさまで育っていないにも関わらず、排卵されてしまっている可能性があります。

卵がきちんと育たない原因は様々です。

年齢的にホルモンがうまく放出されない。

卵巣内の血流が悪い。

他の疾患を抱えている。

全体的に冷えている。

などなど様々あります。

当院では問診や体の状態を見ながら、どのような原因があるかを探っていきます。

生理周期が28日より長い場合

低温期が長い

この場合は卵が育つのに非常に時間がかかっていることを意味します。

卵が育つのに時間がかかる代表的なものとしては、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)があります。

卵巣内で古い卵が排卵せずにそのまま残ってしまい、複数育っている状態のことを言います。その結果栄養が一つの卵に集中せずに、複数の卵に分散することにより、一つ一つの卵を育てるのに時間がかかってしまうのです。

それにより、低温期が長くなってしまうという現象が起きてしまうのです。

高温期が長い

高温期が長いのは原因はよくわからない、原因不明になることが多いです。

ただ、やはり自律神経が乱れてしまうことにより、高温期が長くなることがあります。

自律神経が乱れてしまうのは、ほとんどがストレスによるものなので、ストレス管理が非常に重要です。

当院の対応方法

生理周期をしっかりと安定させる最大のポイントは「卵の質」です。

卵が適正な時間をかけて、適正な大きさまで育つことで、低温期の日数も適正なものになります。

また適正な卵胞も育っていくと、卵胞から変化する黄体も質の良いものになり、結果的には黄体から放出する黄体ホルモンも適正になります。

このように良い卵をしっかりと育てることが、低温期にしろ高温期にしろ、安定化につながるのです。

そこで、当院ではまず骨盤まわりの血管を広げ、血流アップを目指します。

血流アップすることで、ホルモンがしみこみやすくなり、良い卵が育つことにつながるのです。

生理周期が短い、長すぎる、なかなか安定しない‥。など、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

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