妊娠と生理痛
生理痛が起こるメカニズム
女性の体には低温期と高温期の生理周期が存在します。
排卵をしたあとは高温期となり、妊娠に備えるために子宮の内側に子宮内膜という膜が厚くなります。
妊娠が成立すれば、そのまま子宮内膜は維持されますが、妊娠不成立の場合ですと剥がれ落ちていきます。この剥がれ落ちたものが出血・血液とともに流れてでる現象のことを生理といいます。
この血液を外に排出するときは子宮が収縮します。この時にプロスタグランジンという痛みを引き起こす物質が生成されてしまい、生理痛を引き起こしてしまいます。
また子宮内膜症がある方や子宮自体が固い、冷えているなどがあると、余計に生理痛が強くなる傾向にあります。
病院での処置では、ピルを服用して生理を止めてしまうことが多くなります。
生理痛の本当の原因とは
「生理痛は仕方がない」「我慢するしかない」と思っている方は大勢いらっしゃるかと思います。
本当にそうでしょうか。
実を言いますと、あなたの生理痛がなかなか改善しないのは本当の原因にアプローチができていないからです。
生理痛はしかるべき対応をとると確実変わります。
その本当の原因とは内臓の状態が良くないという事です。
えっ内臓?と思われるかもしれませんが、内臓の状態が子宮にも影響してくるのです。
子宮・卵巣は骨盤内にあるため、骨盤の歪みなども関係していますが、骨盤だけ整えても症状は改善しません。
内臓の状態が悪いことで内臓の動きが悪くなり、内臓の一番下にある子宮と内臓が癒着をおこし、子宮の働きの低下につながります。
また内臓の状態が悪いことで自律神経も乱れやすくなり、生理痛をはじめとした不調が出やすくなってしまうのです。
ウィル整体院の改善方法
当院では内臓の状態が原因ということを踏まえまして、骨盤とともに、内臓を調整することで、子宮が働きやすい体作りをしていきます。
子宮の働きやすさが、生理時の血の排出に大きく関係しているからです。
また食事の取り方もお伝えしていきます。人それぞれ不足する栄養素は変わってきますので、まずはあなたの体に合わせた食事の取り方や食べないほうがよいものを案内させていただきます。
そうすることで、生理痛が軽くなる月も出てくるようになり、自然と薬を飲むことが減ってくるようになります。
そして、生理痛の症状が良くなる。という流れで改善に導くことができます。
生理痛と妊娠との関係性
生理痛があるかないかでも、妊娠のしやすさは変わります。
生理痛があるということは子宮の状態が悪いと言えます。子宮が固くなっている、もしくは冷えている可能性があります。
この状態の子宮では排卵してもなかなか着床しない、もしくは着床を維持できない子宮と言えます。
また生理痛に関わらず体に痛みがあると、その痛みのストレスに対応するために体のエネルギーが使われます。そうなると、卵子を育てるためのエネルギーが不足していき、良い卵子が育ちにくくなります。
ですから生理痛を含め、体に痛みがある場合はその部位の施術から始めていく必要があります。
このような流れで、生理痛を和らげることは妊娠力のアップに直結すると言えます。
妊娠力を上げるということは、生殖器だけでなく、体をトータルに良くしていく必要があるということ知っておいてくださいね。